2014年3月16日にマツダR&Dセンター横浜で開催された「サステイナブルZoom-Zoomフォーラム2014in横浜」の参加レポートをお届けします!
今年も「気合いの前日入り」行ってきました!「サステイナブルZoom-Zoomフォーラム2014in横浜」。
フォーラムの様子を、レポートと写真でたっぷりお届けします!
フォーラム当日 目指すはマツダR&Dセンター!
フォーラム当日は快晴!春を感じる爽やかな日差しの中、向かうは会場ののマツダR&Dセンター!
歩く先に、見えました!MAZDAマークとロゴ!
エントランスホールではマツダ デミオEV レンジエクステンダーとマツダ マツダ3 SKYACTIV-CNG コンセプト・コスモスポーツがお出迎え
センターに入り受付を済ませて、いざ会場へ!
エントランスホールにはマツダ デミオEV レンジエクステンダーとマツダ マツダ3 SKYACTIV-CNG コンセプト、奥にはコスモスポーツが展示されています。
案内され、会場に向かいます。
会場は「赤」のイメージ!
案内された会場に入るとスタッフの皆様がお出迎え。
会場に入った際の印象は「赤い!」
最近マツダが全面に打ち出している「赤」のイメージで統一されています。
イメージ統一はイスまで。しっかり赤色です!と、思ったらこれは偶然との事。
確かに、昨年のレポートでもイスは赤色でした^^。
会場にはアテンザ・アクセラ・CX-5が展示されている他、先進安全自動車「マツダ アテンザASV-5」や塗装技術などが展示されおり、参加した皆さんの注目を集めていました。
暫く時間が経ち、いよいよ開催です。
まずは会社概要・マツダの歴史・本日のスケジュールについての説明
Zoom-Zoomについての説明も
まずはマツダの会社概要と歴史、本日のスケジュールについての説明を聞きます。
会社概要と歴史の説明の中では、Zoom-Zoomについての説明もありました。
「サスティナブルZoom-Zoom(2007年3月に発表された、技術開発の長期ビジョン「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言」の事)が、企業として形になってきた」との事で、「三方よし(「売り手よし、買い手よし、世間よし」の精神)」についてや、2020年(創立100周年:東京オリンピックの開催と同じ年!)には、広島本社をマツダ車でいっぱいにしたい!と熱く語っていらっしゃいました。
続いて本日のスケジュールについての説明。
今回は「魂動デザインの紹介」「塗装技術(匠塗)の紹介」「環境技術の紹介」「安全技術の紹介」「走るオンナ倶楽部の紹介と写真展」「フリートーク」が実施され、「魂動デザインの紹介」を全員で聞いた後、グループに分かれそれぞれ紹介を聞いて行くという流れになります。
また、今回小学生(3年生以上。1~2年生は保護者同伴で参加)向けに、クイズや実験を交えた、クルマと環境保全の関係や交通安全の大切さを学ぶプログラムが用意されていました。
デザイン本部 中牟田様より魂動デザインの紹介
スケジュール説明の後は、デザイン本部 中牟田様(RX-7やミレーニア、DYデミオやNCロードスターをはじめ、コンセプトカーの「流雅(りゅうが)」「風舞(かざまい)」「靱(しなり)」などのデザインをご担当)より、「魂動デザイン」と、マツダのデザインに対する思想や哲学について、マツダの歴史紹介等を踏まえた紹介がありました。
マツダが大きく変わるきっかけになったブランド戦略と「Zoom-Zoom」
「ダイナミックな動きの表現」を追求していたマツダデザインが、今から16年前(お話の中では12年前とありましたが、後程調べた際の「ワールドワイド・ブランド・ポジショニング:WWBP」策定年より16年前と記載しました※参考サイト⇒http://www.mazda.com/jp/about/vision/brand.html)に策定されたブランド戦略に基づき大きく進化。
「自分たち(マツダ)の明確なブランドメッセージを持つ」カーデザインを行うようになったそうです。
「アスレティック」「Nagare(流れ)」を経て、「KODO(魂動)」デザインへと進化を遂げてきたマツダデザイン。
アテンザ・アクセラに続く「次の一手」として、コンパクトカーへの魂動デザインの答となる跳(HAZUMI)が紹介されました。
コンパクトカーとは思えない伸びやかなデザインに、(おそらく)次期デミオへの期待が高まります。
中牟田様の「マツダにしか出来ない『意味のある価値』をカスタマーに提供したい」という力強い言葉でお話は終了しました。
マツダ環境技術への取り組み紹介と試作車「マツダ3 SKYACTIV-CNG コンセプトとデミオEV レンジエクステンダー」の説明へ
魂動デザインについてのお話を聞いた後は複数のグループに分かれて行動です。
まずは別室で、マツダ環境技術への取り組みについてのお話を伺います。
マツダは「環境と走る歓び両立」を目指し環境技術に取り組んでいるとの事ですが、「2015年までに、世界で販売するマツダ車の平均燃費を2008年比で30%向上させる」という計画を掲げました。
その目標を達成するために、まずは車の基本技術を徹底的に改善し、その上で電気デバイス(ここで言う電気デバイスとは、ハイブリッドだけでなく、アイドリングストップシステム、減速エネルギー回生システムなどを含めた総合的なシステムを指しているそうです)を組み合わせる「ビルディングブロック戦略」に基づき、開発を行っているそうです。
お話では、電気デバイスの紹介に続き、ベースとなるSKYACTIV技術についての紹介がありました。
その後、試作車の「マツダ3 SKYACTIV-CNG コンセプトとデミオEV レンジエクステンダー」についての説明を聞きます。
構造がシンプルでコストを低く抑える事もでき、かつ「走りも良い」CNG(圧縮天然ガス)を用いた「マツダ3 SKYACTIV-CNG コンセプト」。
デミオEVの不満点であった航続距離を、マツダ伝統の「ロータリーエンジン(RE)」を発電用エンジンの動力として利用するレンジエクステンダーを搭載した「デミオEV レンジエクステンダー」。どちらも非常に「マツダらしい」魅力を持つ車でした。
「走るオンナ倶楽部」の活動紹介
続いて「走るオンナ倶楽部」の活動紹介です。
マツダ商品企画部・商品戦略本部に在籍する女性スタッフの皆様が主催していらっしゃいます。
ランチパーティー、セミナー、ドライビングレッスンなどの活動紹介をはじめ、全国規模で実施したフォトコンテスト「私とクルマと」の入賞作品展を見る事ができました。
とにかく明るく積極的!なスタッフの皆様が印象的でした。
随時記事追加中です!
他にも「塗装技術紹介」「安全技術説明」「フリートーク」とボリューム満載のZoom-Zoomフォーラム参加レポート。随時記事を追加中ですが、他の記事や管理人の事情でかなり時間がかかっています。本当にゴメンナサイ!
なんとか2015の開催までに(ヲイ…)は終わらせる様ガンバります!