いよいよ試乗開始!SKYACTIV-Gに加え新たに加わったSKYACTIV-DRIVEの実力は?
外観と内装の変化をお届けした後は、いよいよ試乗です!
デミオにも搭載されたSKYACTIV-Gに加え、アクセラから追加された「SKYACTIV-DRIVE」の実力がどれ程のものか?期待が高まります。
ちなみに、MC前試乗したアクセラスポーツは5速AT。こちらも小気味良いシフトアップが印象的でした。
今回はマニュアルモードを使用せずに運転した際のレポートをお届けします!
車に乗り込み エンジンスタート!と思ったのですが・・・
さてエンジンをかけよう!と思ったのですが、あれ?スタートスイッチはどこだ・・・とキョロキョロ。
営業Sさんからすかさず「左側ですよ」のツッコミが。
そう、アクセラのスタートスイッチはMC前からハンドルの左側についているのです。
視線導線に配慮した設計との事ですが、どうしても無意識に右側を探してしまいますね。
ちなみにアクセラの後からフルモデルチェンジしているプレマシーはハンドルの右側にエンジンスタートスイッチ(キー)が。うーん・・・、これは慣れなのでしょうか。
さてさて気を取り直してエンジンスタート!デミオの時もそうでしたが、始動時の音はとても静かです。
鮮やかな青色が美しい専用メーターをはじめ、各種インフォメーションモニターが点灯します。
パワフルな走りとスムーズなシフトチェンジにビックリ!思わず笑いが!
アクセルを踏み込みスタートしてビックリ!オートマ車特有の「加速の遅れ」がありません。
というより加速感がスゴイ!
この加速感は、SKYACTIV-G本来の実力発揮といったところでしょうか。
(スカイアクティブデミオは燃費重視の設定のため、パワーが抑えられ、加速感は控えめでした)
走行時のシフトアップは非常に滑らかで、シフトアップ時のショックや遅れも皆無。
それでいてCVTを運転した際の「一生懸命エンジン回している」感が無く、お世辞抜きでマニュアル車を運転している感覚、というか、これまでのオートマでは経験した事の無い全く新しい感覚を味わう事が出来ます。
さすが「新感覚ダイレクト・ドライビング」を謳うだけの事はあります。すごいぞSKYACTIV-DRIVE!
今回は設定されませんでしたがSKYACTIV-MTも期待大!ですね。
また走行中のエンジンの回転数がMT車と同じくらい低かったのも印象的でした。これはデミオでも感じた事ですね。
この部分は燃焼効率の高いSKYACTIV-Gの効果なのでしょうか?
試乗車に装着されている17インチタイヤはやはりスポーティー(固め)な乗り心地ですが、剛性や空力、防音対策が施された車体は
MC前も良かった静寂性や乗り心地が更に向上。車内での会話も快適です。
16インチタイヤ装着車では、特に通常走行で更に快適なドライビングが出来そうです。
進化したi-stopで更に快適に
アクセラで初採用されたアイドリングストップシステム「i-stop」も進化。
作動範囲が広がり、また再始動時の振動が少なくなりました。
再始動時の振動の少なさは、MC前アクセラやスカイアクティブデミオ以上!以前よりも更に自然なスタートを行う事ができました。
さてこのi-stop、しっかりとブレーキを踏み込まないと作動しないのですが、私は停車時のブレーキの踏みこみが甘い(浅い)様でインフォメーションモニター(i-stopモニター)からたびたび「ブレーキをしっかり踏むよう」注意を受けてしまいました。
営業Sさんいわく、今回のSKYACTIV-G2.0では「減速時に発生するエネルギーで発電する機能」が向上し、i-stop用をはじめ走行中の電力の一部までも発電する事が可能になったとの事。これも低燃費に貢献する機能ですね。
ひょっとして、バッテリーが1つになった(MC前はi-stop用にバッテリーを2つ搭載していました)のも、この機能のおかげかな?とも思ったり。
さて、気になる点数は?
さて、試乗も終わり、気になる点数は・・・4.8点。
色々チェックしながら走っていた割には、なかなかの高得点ではないでしょうか?
「動きが穏やかでやさしい運転(この時はグリーンのランプが表示されます)」よりも「速度を上げて走行しても、減速やハンドルの切り方等がなめらかな運転」を評価してくれるところが、マツダらしいといったところでしょうか。
次回はマニュアルモードでの走行レポートをお届けします!
MTもビックリの素晴らしい走行を見せてくれたSKYACTIV-DRIVE。
次回は、マニュアルモードを使用し、コーナリング等も検証した試乗レポートをお届けします。
MTならではの「回転数を操る楽しさ」はどこまで再現できるのか、「統一感」のあるコーナリングはアクセラでどう表現されているのか・・・楽しみです!