今回は外観のレポート 大きく変わったフロントグリルや空力パーツ等を紹介!
空力性能が向上し スポーティーさと落ち着きを両立したフロントグリル(バンパー)
先にMCしたデミオ同様、アクセラもフロントグリルとバンパーが変更されています。
デミオが海外版に導入されているデザインを用いたのに対し、アクセラは完全な新デザインです。
以前にくらべるとナンバープレート装着部分のバーが太くなり、両サイドのフォグランプ装着部分のサイズが若干小さくなった事で、以前より「力強さ」と「ボリューム感」を感じるデザインになっています。
また、全体的に「彫りが深い」デザインとなり、スポーティーさとあわせて落ち着きと美しさを感じさせる絶妙なデザインになっています。
これは写真で見るよりも実車を見るとより強く感じ、デミオの時と同様、グリルひとつでここまで変わるものかと感心しました。
このフロントバンパー、変わったのはデザインだけではありません。
両サイドの下部形状などを最適化する事で、走行中の風が車内のエンジンルームに入る際に起きる気流の乱れなどを抑制しています!これは全グレード共通の仕様との事。
MC前も空気抵抗に配慮したデザインでしたが、今回は更に進化していますね。
ただ一つ残念なのが、MC前はセダンも含む全グレードに標準装備だったフロントフォグランプが15CとSKYACTIVの標準グレードで装着されていない点。コストの関係もあるかと思いますが、全グレード標準にしてほしかった!
ディスチャージヘッドランプと同様、一度使うととても便利な装備ですので、管理人的にはぜひ装着をオススメします。
また、SKYACTIVグレードは、フロントライトにデミオのSKYACTIVグレード同様、ライトの周りにブルーの配色が施されています。
空力性能と剛性を向上させるために様々な改善が
もともと高い剛性と空力性能に優れたボディを持つアクセラですが、今回のMCで更なる改善が加えられました。
グレード毎に細かく違いがあるため、下にまとめてみました、
剛性・空力性能向上のための装備・改善点
<剛性向上のための装備・改善点>
- クロスメンバー(サスペンションからボディに伝わる力を分散させ、ボディの変形を抑える部品):全グレード
MC前より剛性を上げる改善が加えられました。 - ボディ下トンネル部(フロント部分とリア部分の間の箇所)にブレースバー(ボディの剛性を上げる部品)へ変更:2WD車
MC前から補強材が使用されていましたが、さらに堅牢なブレースバーが装着されました。 - フロア下の「Bフレーム」の板厚変更:全グレード
0.9ミリから1.6ミリへとアップされました。 - アルミホイールの高剛性化
16インチ及び17インチのアルミホイールが高剛性化されました。
<空力性能向上のための装備・改善点>
- フロントタイヤディフレクター(ディフィーザー:空気の流れを調整する板):全グレード
これはMC前から装備されていましたが、今回のMCで剛性を上げる等の改善が加えられました。 - リアタイヤディフレクター:SKYACTIVグレード、15S、マツダスピードアクセラ
- エンジンアンダーカバー:全グレード
SKYACTIVグレードは他グレードより大型化されたカバーを装着しています。 - センターフロアアンダーカバー:SKYACTIVグレード、マツダスピードアクセラ
SKYACTIVグレードは大型化されたカバーを装着しています。
文章だけだと分かりづらい・・・という方は公式サイトで!
と、実に様々な改善が加えられています・・・と書いてみましたが、文章だけだと分かりにくいですね。
ここは公式サイトの力を借りましょう^^;
改善点についてのイラスト付き紹介が公式サイトのアクセラ紹介ページに掲載されていますので、更に詳しく知りたい方はぜひご覧ください!(リンク先の情報は変更される場合があります)
上記の剛性向上と空力性能向上は燃費の向上はもちろん、静寂性や乗り心地の向上にもつながっています。
パーツ類の関係で、SKYACTIVグレードは、2WDの他グレードと比較して、5mm地上高が低くなっています。(他グレード135mm、SKYACTIVは130mm)
デミオの時と違いガソリンタンクの容量は他グレードと同じです。またスペアタイヤもちゃんと付いています(これはデミオ SKYACTIVグレードも同じ)。
後バッテリーの数がMC前の2つから1つへと変更になっています。