試乗レポート最後は「i-DM(インテリジェント・ドライブマスター)」をチェック!
試乗レポートの最後は、ドライブ支援機能「i-DM(インテリジェント・ドライブマスター)」の紹介です。
「エコ運転支援機能」に留まらないのがi-DMの特徴
最近は様々な車に、燃費の良い運転方法をアシストする機能が付いていますね。
マツダの「i-DM」は、エコドライブに「運転の良さ(うまさ)」を支援する機能がついているのが特徴です。
常に走りを意識するマツダらしい機能ですね。
加速・減速に加え、「運転の滑らかさ(Gのかかり方)」も判断
↑上の動画で、i-DMの動作を見る事ができます
i-DMは、加速や減速に加え、ハンドルの切り方等からかかるG(重力)を判断し
「運転の滑らかさ」を評価してくれる事がポイントです。
「車の動きが穏やかでやさしい運転」の時は、i-DMメータの真ん中にグリーンのランプが点灯します。
この時は、燃費も良い運転をしている事になります。
ただ、速度を上げて走行しても、減速やハンドルの切り方等がなめらかな運転を行うと、i-DMメーターの真ん中がブルーに点灯「揺れの少ないスムーズな運転」として評価してくれます。
急加速や急ブレーキ、激しいステアリングのような「体が揺れる運転」をした場合は、左右のゲージが点灯し、運転の「荒っぽさ」を注意してくれます。
運転が終わると、スコアとアドバイスが表示されます。5点満点で4.8点以上のスコアを5回連続でマークすると、運転レベルが上がり、最高5つめまでステージを進む事ができます。
第5ステージまで行く頃には、きっと運転もそうとう上手になるのでは?
運転中はさほど気にならない
このi-DMですが、スピードメーターの横にあるため、運転中はそれほど目が行く事はありません。
メーターと同じ位置ですので、視線をあちこちに移動することなく確認する事ができるので、安全運転の面からもとても良いなと思いました。
また、ランプと色で表示してくれるため「あれ、ちょっとマズい運転だったかな?」と運転について「意識」させてくれます。
この「意識」させてくれる点は、とても大事なポイントですね。
さて、運転中・運転後の気になる評価は?
試乗という事もありますが、運転中は基本的に「グリーンランプ」。
ちょっと速度を上げても、ハンドリングに気を使えば「グリーン」「ブルー」ランプが点灯してくれます。
では・・・という事で急ハンドルを切ってみると。すかさず左ゲージ(ハンドル)が点灯し、注意されてしまいました。
さて、試乗も終わりエンジンを切ろうとすると、最後に運転の評価が。
結果は「すばらしい運転です 常にこの運転ができるように挑戦し続けましょう」
いろいろ試してみましたが、とりあえず合格点だったようです。
実はMC前のデミオや他グレードでもi-DMが搭載可能?
Gを意識し「エコ運転」だけでなく「なめらかな運転」をアシストしてくれる「i-DM」
素晴らしいシステムだけに、MC前ユーザーやMC後モデルでもスカイアクティブ以外のモデル(スポルト等)を購入するユーザーにとってはうらやましい(?)機能。
でも、この機能に近いものが、実はMC前モデルから装着できるのです。
それが、アルパイン製のカーナビゲーションについている「ドライブインフォメーション」
「加速・減速」はもちろん「横G(何Gかかっているかも表示されちゃいます)」も表示され、荒い運転には「音」で警告が!(設定で消すことができます)
リアルタイムで点数と標高(?)が表示され、他の地図や音楽等の情報と複数表示も可能なスグレものです。
これなら「i-DM」が無い車でも、運転スキルの向上が図れますね!
(強引すぎますね・・・)
燃費だけでなく ぜひ「走り」を体感してほしい
ガソリンエンジンのみで30km/l(10・15モード)という驚異的な燃費を出す「新世代デミオ」。
エコな時代、どうしても燃費ばかりがクローズアップされますが、スポーティーさを残しつつ上質感が向上した走りをぜひ体感してほしいなと思いました。ぜひお近くのマツダで試乗してみてください。
最後に、外観や内装から走りに至るまで、様々な特徴を丁寧に教えて頂いた北陸マツダ砺波店 営業Sさん いつも本当にありがとうございます!
詳細なサイズ等の紹介(公式サイトへのリンク)
マツダ公式サイトに掲載されているデミオQ&Aページをご案内します。
SKYACTIVの解説・基本仕様の他に、詳細なサイズ、ホイールの仕様等が掲載されています。
ぜひご参考にしてください。
デミオの名前の由来も掲載されていますよ。