今回はインテリアのレポート!
デミオスカイアクティブ試乗レポート。今回はインテリアのレポートです!
マイチェン前のインテリアとの変更は?また、スカイアクティブならではのインテリア装備は?等、色々お伝えします!
「落ち着いた」雰囲気のインテリアが上質感を演出
ドアをあけると、まず感じたのが「落ち着いた雰囲気だな」という点。
両サイドのエアコン吹き出し口周囲のパネルがシルバーからブラックに変更され、吹き出し口のリングにはシルバーの加飾が追加(センター部分にはありません)。さりげなくフロントガラスへの映り込みが低減されているのもポイントです。
また、従来はSPORTのみの仕様だったメーター周りの全部分シルバー加飾(これまで他グレードはセンターメーターのみ)を全グレードに採用し、メーターの配色もブラックをベースとしたものに変わっています。
シートには織物を使用。このクラスでは贅沢な素材です(クリックで拡大します)
シートやドア部分には織物系の素材を使用しています。肌触りがなめらかで、とても良い質感です。
今回試乗した色以外にライトグレーのカラーもありますが、シート配色もマイチェン前よりやや落ち着きを感じさせるものになっています。
ちなみに、後部座席中央にはヘッドレストと3点式シートベルトがありますが、これはオプションの「SKYACTIVパッケージ1」で付いて来る装備で、通常は装着されていません。
また、SKYACTIVパッケージ1を装備していない場合、リアシートは左右一体型となりますので要注意!
2012年5月11日追記:2012年4月3日の一部改良で、後席6:4分割可倒式シート、後席中央席3点式シートベルト、運転席シートリフターが標準装備になりました。また標準装備だったアルミホイールがオプション設定に変更になりました。
オーディオ部分も質感向上への努力が
今回試乗したモデルは、オーディオレス+ナビモデルでした。
標準オーディオを搭載したモデルは、オーディオ部分にピアノブラックのパネルが埋め込まれ、上質感を演出しています。
ナビ用のパネルも、パネルデザインの変更(横への広がりを感じさせるデザインになっています)とナビ下のシルバー加飾により、質感向上を図っています。
ここまで書いて、あえて「質感が上がった」と書かないのは?
実は質感が高かった?マイチェン前モデル
ここまでで、「落ち着いた雰囲気」「上質感を演出」等という言い回しを用いてきましたが、実は色や小さな加飾以外、基本的にほとんど車内の変更はありません。
また、シートにこのクラスでは珍しい織物を使用しているのも、マイチェン前からです。
そのため「質感が上がった」と書かれる事が多い今回のマイチェンですが、管理人的には、元々そこそこの質感だったものを、より「分かりやすい」色や装飾で表現しなおしたのかな?という風に感じます。
これまで試乗したマツダ車全般に当てはまるのですが、「目に見えないけど大事な部分」にしっかりとお金をかけて車づくりをしている分、パッと見の良さについては伝わりづらい部分もあり、両者のバランスどりの難しさを感じます。
必要十分のラゲッジ(トランク)ルーム
ラゲッジルームはマイチェン前と同様です。リアシート上部にあるボタンを押して前に倒すシンプルな方式で
容量を増やす事が出来ます。15センチ程段差が出来るのですが、日常使いに支障はありません。
オプションのラゲッジルームトレーをつけるのがオススメ。管理人も愛用しています。
また、ラゲッジルーム下にはスペアタイヤが全グレード収納されています。
(2013年11月10追記:2013年11月時点では、全グレード「パンク修理キット」に変更されました)
ここからはSKYACTIV専用インテリアを紹介!
ここからは、13-SKYACTIV専用のインテリアをご案内します。
まずはメーター。メーターリング内側が淡くブルーに光り、スカイアクティブの世界観を表現しています。
そして注目なのが、右側に設置されたマルチインフォメーションディスプレイ「i-DM(インテリジェント・ドライブ・マスター)」。非常に高精細な液晶です。
燃料、燃費、航続可能距離、外気温をはじめ、低燃費運転だけでなく「運転の良さ」について評価してくれるこのシステム。その詳しい内容は運転時レポートでご案内したいと思います。
ちなみに、他グレードの燃料計部分(メーターリング右側)にも平均燃費表示が追加され、燃費を意識して運転を行う事が出来る様になりました。
また、13-SKYACTIV専用装備の横滑り防止装置(DSC)及びアイドリングストップ装置(i-stop)のキャンセルボタンがハンドルの右下部分にあります。
今回更に機能が向上し、スカイアクティブと並んでリッター30キロを生み出す原動力となるi-stopと、雨や雪道等での横滑りを防止するDSC。普段これらの機能をOFFにすることはまず無いかとおもいますが、もしOFFにした場合でも、一旦エンジンを止め、次回始動する際は自動的にONになります。
いよいよ次回から試乗!
できれば今回から試乗レポートも・・・と思ったのですが、大ボリュームにつき次回に!
いよいよ始まる試乗!加速感、音、i-DM等、こちらもお伝えしたい情報てんこ盛りです!